ホープ・インターナショナル開発機構

ホープ・カンボジアのお母さん的存在「リーさん」

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リーさんは小柄で優しく、思いやりにあふれた女性です。第一印象では、彼女がカンボジアの内戦で、想像を絶する喪失と痛みを経験したとは思いもよらないでしょう。しかし彼女は母国に対する愛と強さと希望を持って、カンボジアを立て直そうと20年に渡り、ホープの活動を続けています。
 
1975年4月、リーさんが8年生(日本では中学2年生にあたる)の時、クメール・ルージュがプノンペンを占領し新しい時代を作ろうとしました。クメール・ルージュはこれまで受け継がれてきた文化や伝統を厳しく取締り、革命を起こす可能性があるもの全て排除しました。一方、リーさんたち数百万人に上るカンボジア人は収容所へ送られ、空腹、絶え間なく襲ってくる恐怖、友人や家族を亡くす悲しみに耐えながら、4年にも渡る過酷な労働を強いられたのです。
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クメール・ルージュがカンボジアからの撤退を余儀なくされ、悪夢が終わりを告げると、リーさんは看護師になり、夫のフィアップさんと出会い2人の子どもに恵まれました。しかし当時、カンボジアの人口は半分にまで減り、国は壊滅状態、内乱は続いており、国民は極貧状態でした。そんな現状に、リーさんは「カンボジアを再建する」と決意したのです。
 
リーさんは「同じ考えを持つもの同士が世界中から集まり、家族のように支援活動を行うホープのシンプルな体制に惹かれた」と言います。1995年にホープ・カンボジアのスタッフとなり、現在までに1200基以上の井戸を建設し、100家族以上に農業支援を行い、彼らの収入増加のためのサポートをしてきました。
リーさんは、今ではホープ・カンボジアに無くてはならない存在です。
 
ホープのカンボジアでの活動をこちらから動画でご覧いただけます。