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エチオピア

エチオピア南部の地域では水源が近くにないため、住人は川や水たまりの水を生活に使用しています。このあたりでは現在でも女性の社会的地位は低く、水汲みは女性の仕事とされており、彼女たちにとって起伏の多い同地域での水汲みは重労働であるだけでなく、水汲みの途中で性的暴行を受ける危険もあり、精神的、肉体的にも大きな負担となっています。しかし、せっかく汲んできた水も安全とは言えず、下痢症等の汚染された水に起因する病気への感染や死亡のリスクが大変高くなっています。
安全な水を供給し、住民の健康状態を改善するため、エチオピアでは水供給システムの設置を行うと共に、女性の地位向上を視野に入れた住民参加型委員会の設立、保健衛生教育活動によるコミュニティー開発を行っています。

 

 

活動内容

 

コミュニティ・エンパワメント

a. プロジェクト開始前の住民全体会議
  水供給システムの大切さと維持管理について、また住民自らがこのプロジェクトの主役であることを説明します。

 

b. 水管理委員会の設立、管理運営指導
  女性達が自分たちに直接関わる「水汲み」という大切な事柄について発言権をもてるよう、水管理委員会は男女により
  構成されます。
 
c. メンテナンスチーム養成
  住民自ら水供給システムの維持管理ができるよう、簡単な建設作業を行いながらメンテナンスのための訓練を受けます。

 

安全な水の供給、衛生促進

a. 水源保護および水供給システムの設置
  ・ 水供給システムの設置には耐久性が高く、尚且つ特殊なものではなく入手しやすい資材を使用します。
    また、永続的に維持管理できるよう、構造も簡単なものになっています。

 

  ・ 水供給システムは地域住民の健康改善に大きな役割を果たす他、今まで遠い水源に水汲みに行くために女性が
    費やしていた時間を大幅に短縮することができ、水汲み途中に暴行される危険が少なくなります。

 

b. 衛生教育活動および保健委員会の設立と指導
  ・ 安全な水の供給が確実に住民の健康改善につながるよう、ホープの衛生担当者が個別に家庭を訪問して実際に
    注意すべき点を指導します。

 

  ・ 住民により選出された保健委員にも指導を行い、住民自らが衛生教育活動を引き継いていきます。
    保健委員も女性が中心となることで、コミュニティーでの女性の立場の向上を目指します。

 

実施年度 地域 支援内容
2015年 ズラヤ地区 ツァイテ水供給と保健衛生改善
助成:日本NGO連携無償資金協力
2012-2013年 ズラヤ地区 ラカ村、イェラ村、ベコ村 水供給システムの建設と保健教育活動:
レポートはこちら
助成:日本NGO連携無償資金協力
2012年 ズラヤ地区 ゲレッセ・ザラ村 水供給システムの建設と衛生教育活動:
レポートはこちら
助成:財団法人地球市民財団
2011年 ボンケ地区
デラロ村、ディシュキル村
簡易水道の建設と衛生教育活動
2010年 ボンケ地区 ドキレ村 水供給システムの建設と衛生教育活動

 


水源を汚染から保護

貯水タンク
給水所には家畜の侵入を防ぐためにドアをつけて管理
これで遠くまで水汲みに行かなくてすむ!学校に行く時間もできる!

 

プロジェクトの詳細について詳しくはこちら

水供給+衛生教育

ホープは、安全な水こそが教育、仕事、健康、食糧生産等すべてにつながる基盤だと考え、井戸や水供給システムの設置、保健/衛生教育を通して人々の自立を支援しています。