2021年、ホープ・ジャパンは創立20周年を迎えます。皆様のご支援ご理解のもと、「支援の届いていない人々の自立への道筋を支援する」を理念に、持続可能な開発プロジェクトを進めることができました。また、緊急支援を行った東日本大震災から10年と節目の年をコロナ禍で迎えることとなります。人との接触が制限される現状では、現地コミュニティーの事業に対するオーナーシップがますます重要となりました。ホープはこれまでと同様に、現地コミュニティーの意思を尊重する事業形態を維持し、事業を止めることなく必要とされる支援を継続していきます。
ホープは現在、エチオピア、カンボジア、フィリピンなどで安全な水の供給、衛生教育、少数民族に対する高等教育、学校建設、マイクロファイナンス、女性の収入創出活動の支援を通じて自立への道筋を支援しています。
2015年9月に国連総会にて採択された持続可能な開発目標(SDGs, Sustainable Development Goals)。2030年までに貧困を終わらせ、社会的・経済的状況に関わらず全ての人々が尊厳を持って生きることができる、「Leave No One Behind (誰一人取り残さない)」世界を実現することが掲げられています。ホープは、団体理念に掲げた「支援の届いていない人々」に対して事業を実施することで「誰一人取り残さない」世界の実現に貢献しています。
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