一般的にウールのスーツ1着を生産するためにどれだけの量の水が使われているか知っていますか?工業用水も含めると、約850リットルもの水が使われています。

一方、ホープが活動しているカンボジアの農村部では、水を手に入れることが難しく、近くに井戸などの給水システムがない人々が使える水は、1人あたり1日約5リットル。スーツ1着を生産するために使う水量の1/170で生活しているのです。しかも、この限られた水も池や川から汲んできた水で、ほとんどの場合安全とは言えません。

日本では毎日あたりまえのように使っている水。その一方、世界には安全な水を得ることができない人が大勢います。この水問題は国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)でも「安全な水とトイレを世界中に」として達成すべき目標の一つに定められており、大きな国際社会問題とされています。

近年、アパレル産業では衣服の製造過程で水を大量に使用していることから、経営方針を利益という数値的視点だけでなく、社会貢献活動を通じて持続可能な事業を検討している企業が増えており、今回のプロジェクトが始動しました。

特定の生地を購入していただくことで、それが寄付となり、安全な水を必要な場所や人に供給することにつながります。井戸10基を目標に、より多くのアパレル企業様にご賛同いただき、カンボジアの人々が安全な水を使えるよう、ご支援いただけると幸いです。

認定NPO法人ホープ・インターナショナル開発機構