母という存在は、世界中どこの国でも同じです。皆さんも母から生まれ、愛情をはじめ多くの事を受取ったのではないでしょうか?

今月のニュースレターでは、ホープ事業地で出会った「お母さん」をご紹介します。

 

チエムン・サルン さん(カンボジア・ポーサット州)

「井戸ができる前は、当時まだ歩けなかった子どもを背負って1.5km先の川まで水を汲みに行っていました。子どもを背負い水の入ったタンクを頭に乗せて歩くのはとても大変でした。今では家のすぐ近くに井戸ができ、子どもたちを危険な川まで水汲みに行かせなくてよくなったので、本当に安心しています。」

 

サンセム さん(カンボジア・ポーサット州)

「ホープの井戸ができてから農作業がしやすくなり、菜園を大きくすることができました!息子のレイホウの大好きなオレンジを数年前から栽培しはじめました。今年もオレンジが美味しく実り、レイホウが喜んで食べてくれているのを見るのが何より幸せです。」

 

ディト・ディゼ さん(エチオピア・クタ郡)

「数年前に夫が亡くなり、家族で農業をして何とか暮らしています。今年に入ってホープのSHG(セルフ・ヘルプ・グループ)という女性の自立支援プログラムに参加し始めました。SHGでは貯金の方法や新しいビジネスの支援までしてくれるので、少しずつ貯金を始めました。子どもたちのためにも、家族のこと、将来のことをしっかり考えて自立したいです。」

 

娘ハンスからお母さんへ(フィリピン)

フィリピンの先住民族のための大学、パムラーンセンターに通うハンス。ハンスの母親はとても貧しい生活の中、必死でハンスとハンスの姉を育ててきました。生活は厳しくても不思議と疲れを感じなかったそうです。そんな母の願いは2人の娘を学校へ通わせることでしたが、今では2人とも大学で学んでいます。ハンスは卒業後、コミュニティ―の発展に役立つ仕事をしたいと、学士号取得に向け勉強に励んでいます。そして母には、これまで彼女たちにしてくれた分、今度は母にできることをしてあげたいと話してくれました。