寒さ厳しい毎日ですが、新しい一年の幕が開け、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本年もホープはより多くの人々の自立支援を継続するため、進行中のプロジェクトに加えて、さらに新しい事業にも取り組んでまいります。
今回は2017年の主なプロジェクトの概要をお知らせします。これまでの活動につきましては こちらをご参照ください。引き続き皆様からの温かいご支援をお願い申し上げます。
ポーサット州の人々への支援はこれからも継続していきますが、本年はこれまで支援の手が届いていなかったアンクロン村とタ・ディス村への援助を実施します。それらの地域では、約400家族の人々と共に安全な水を供給するための井戸とトイレを設置し、健康と衛生に関する教育も行います。また各家庭の収入を増やし生産性を上げていくために、マイクロクレジット(少額融資)プログラムを実施していくことも重要な目標です。昨年支援を実施した家族へのその後のトレーニングも継続して行って参ります。
今年も2月にYISの生徒さんたちが、タ・ディス村の校舎建設のお手伝いをするためポーサット州を訪れます。そこでは現在261名もの子供たちが通うための安全な校舎が必要とされています。YISの生徒さんにはこの重要なプロジェクトのために資金を募り、またボランティアとしてご参加いただきますことに心より感謝申し上げます。
昨年ツァイテ郡では6800人もの人々に、この先ずっと使い続けることができる安全な水の供給システムを届けることができました。そこには33か所給水所とともに8か所の公衆トイレも設置され、衛生管理の必要性を説いています。続いてツァイテに暮らす家族たちに自立した生活を送る道筋を立てるため、本年から収入を得るための元となるものを確保するためにマイクロクレジット(少額融資)プログラムを始める予定です。ツァイテの女性たちはこれから自助グループを形成し、金銭管理について共に学び、融資を上手に活用して夢を実現するために皆にとってふさわしい収入を得る手立てを確立していきます。さらに、このプログラムでは女性の経済的安定と自立をサポートすることで、地域での女性の地位が向上していくことを目標としています。
皆さまからの温かいご支援により、昨年は14名の学生がパムラーンセンター(先住民族の若者のための大学)に入学することができました。ホープは彼らが卒業を迎える2019年までのサポートおよび初等教育の継続、さらに新たな新入生のサポートを予定しています。今年も長年の現地のパートナー団体とともに、先住民族社会が貧困と社会からの孤立を乗り越えるための支援活動を続けていきます。
各プロジェクトへの寄付にご関心をお寄せいただける方は こちらをクリックしてください。重ねまして、皆様からの温かいご支援に深く感謝申し上げます。
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