ホープのサポーターのみなさまへ
新しい年を迎えるにあたり、2024 年の目標を達成するうえでの困難や成果を振り返ると、世界的な混乱があったにもかかわらず、今までと変わらない真実が1つあります。それは、皆さまからの揺るぎないご支援が、サポートしてきた多くの最貧困層の人々にとって希望の光となっていることです。
皆さまは、ホープの使命である「支援の届いていない人々の自立への道筋を支援する」という思いに火を灯し、その原動力になってくださいました。 私たちは恵まれた環境に感謝するとともに、安全な水や教育、自立のための資源などの必要なものを、すべての人が享受できないことを理解しています。一年が終わりに近づく今こそ、私たちが人間らしくあるために大切なのは共感と思いやりだということを心に留めてきたいものです。
カンボジア、エチオピア、フィリピンの事業地の人々は、安全な飲み水の不足が原因で日々の生活で困難に直面しています。だからこそホープは水の供給から始まり、教育、技術、そして自信や自立を育む取り組みへと事業を発展させてきました。現在は井戸や簡易水道の建設、保健衛生教育の提供、そして健康や収入創出活動の研修を通した女性のエンパワメント事業を実施しています。皆さまからのご支援により、事業地の多くの人々が健康で豊かな生活を送れるようになりました。
家族や友人と楽しいひと時を過ごすこの時期になると、教育が私たちの人生に与える大きな影響を改めて実感します。もし子どもの頃、学校に通えなかったらと少し想像してみてください ―― 友情が花を開くこともなく、この文章を理解する能力にも手が届かないかもしれません。国連の持続可能な開発目標(SDGs) 4 で強調されているように、教育は調和のとれた繁栄する世界を育むために欠かせないものであり、健康、仕事、物事を理解するために必要な知識と能力を人々が身に付けるものであります。
現在、私たちはカンボジアのデイ・クロウ・ホルン村に、学習意欲が高い417人の子どもたちが学べる小学校を建設するという緊急の使命に取り組んでいます。基礎工事は完了しており、天候によりますがこの事業は3~6か月で完了する予定です。学校完成後はカンボジア教育省が教師の派遣と持続可能な資金を提供し、現地の自治体が運営します。皆さまのご支援は、カンボジアの恵まれない子どもたちがより明るい未来に進むための道を照らしてくれるのです。
年末のこの時期に、ぜひ私たちの活動へのご協力をお願い申し上げます。皆さまからのご寄付は、支援を必要としている人々の人生に大きな影響をもたらします。私たちの活動が貧困を緩和し、支援が届いていない人々が自立できることを信じ、一緒に「水からはじまる自立支援」の活動を続けていきましょう。
楽しい年末年始を過ごし、思いやりや良い変化に満ちた新しい年をお迎えください。
※以下の日にちまでに受付けたご寄付は、2024年分の税額控除の対象となります。
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