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次世代の先住民族のリーダーたちが卒業

クリスティーナ・アイコルツ • August 1, 2024

フィリピンからのレポート

フィリピンの先住民への文化教育支援事業でジュニコンの奨学生が卒業

こんにちは。私はホープ・インターナショナル開発機構(以下、ホープ)が実施するフィリピンの教育事業を支援している、ジュニコングループのクリスティーナ・アイコルツです。


ジュニコンは年間収益の一部を社会に還元する取り組みの一環として、世界中の医療・教育・持続可能な開発分野の事業への支援を行っています。


ジュニコンは10年以上にわたり、フィリピン南部に位置する先住民族の若者が通う教育機関「パムラーンセンター」(以下、パムラーン)の学生たちへ奨学金支援を行っています。この事業は、ホープとの協力によって実現しました。ジュニコンが支援した奨学生たちは、4年間の高等教育プログラムを修了します。この教育課程では、学生たちが地域社会のリーダーとなり、先住民族独自の文化を保護すること、そして文化を守る重要性への意識強化を目的としています。


パムラーンへの支援事業は、次世代の先住民族のリーダーとなる若者へ高等教育の機会を提供し、卒業後、彼らがさまざまなプラスの影響を地域社会にもたらすことを示す素晴らしい例です。


先住民族の高等教育機関パムラーンセンターについては、以下のサイトをご覧ください。

パムラーンセンターHP(英語)

2024年7月10日、私はフィリピン南部ダバオ市近郊にあるパムラーンの卒業式へ出席しました。卒業生たちがこれまで学んだ知識をしっかりとしたビジョンを持ち、将来のために活かしたいと熱心に話す姿に私は感銘を受けました。卒業生は地域社会のリーダーとなり、先住民族の文化に対する理解を深め、その豊かな伝統が守られるよう尽力していくことでしょう。

ジュニコンにとってこの素晴らしい事業に参加できることは大きな誇りであり、ホープと協力してこの地域の若い学生たちの生活に意味のある変化をもたらす機会を得られたことに感謝しています。


ホープ・インターナショナル開発機構はカナダで設立されたホープ・ネットワークの一員です。スタッフ、支援者、ボランティアがホープ・コミュニティとなり、世界中で持続可能な地域開発を行なっている国際協力NGOです。ホープ・ネットワークは20カ国で安全な水の供給、食料の安全保障、生業支援などの包括的なアプローチを通じた現地コミュニティ主導の支援をしています。


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